昨日はGWに入ってしまい、仲介さん、売主さん、月内の売買契約を希望。
このため、午前中1件、午後2件の超スケジュールでした。
売買契約最後の物件は、4戸のテラスハウスの端の1戸でした。
この物件の建築概要書を見ると4戸を一つの建物として申請して建築してました。
たぶん、完成後に建設会社が分割してそれぞれを売却したと思います。
4戸の所有者が合意すれば再建築は可能になるかと思います。
で、ここで思ったのですがマンション。
マンションを建て替えするとなれば、住民の4/5(条件次第で2/3)の合意が必要になります。
ただ、合意は出来たとしても反対だった人の区分は管理組合が時価で買い取る形となります。金額に合意出来ない場合は所有者と管理組合とで金額をめぐって裁判ということもありえます。
そう考えると、マンションの建て替えは簡単なことではありませんね。
今までに建て替え出来たマンションは数%しかないのが現実です。
建て替えするにしても、各所有者の負担は1000万~2000万と言われています。
建て替え時期に、所有者がご高齢になった時に負担出来るのかという問題もありますね。
容積率に余裕があり、戸数が増えるならばそれを売却して資金を作れる場合は別ですが。
と考えていくと、マンションの建て替えは現実的には相当厳しいんじゃないかと思います。
再建築不可の物件をほとんどの方が敬遠されます。でも、上記の通りマンションの建て替えは難しのに、マンションを欲しがる人たちが多いのはなぜなんだろうと考えてしまいます。
~続く~
0コメント